manabaの登録、オーディエンス・ゲーム

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 1回生のリテラシーの授業では、聞き手(オーディエンス)の態度で、話し手の言語行動がどう影響を受けるか、という「実験」をしました。これは、結構、心理学の専門的なテーマとしても研究対象となりうるものです。
 無視したり、威圧的な態度、自己中心的態度、など、聞き手の態度がいかに話し手の行動に影響を受けるのか、ゲームだとわかっていても、へこみますよね。
 これは授業でやる前に、文学部の先生どおしでシュミレーションしたんですけど、自分でやってみると、これまたゲームだとわかっても、無視される(わたくしがスピーカーの場合には聞き手はこの態度が設定されてました)と、本当に厳しい。
 話し手だけでなく、実は、聞き手になってあえて無視したり、自己中の態度を装うのは辛いものがありますね。せっかく面白いこと言っているのに、怖い顔をしなければいけない、というのは、人類として非常に無理がありますな。

 グループディスカッションや授業の時に、どう聞き手として参加したらいいのか、という趣旨のリテラシーですけど、仲間うちで討論するときなど、どういう態度をするかっていうことについては、教員なんかより、学生のほうがすでに敏感に反応しているようにも思いますが。