「奇跡の詩人」も、教育や支援を考えるさいの、いまやクラシック教材となりつつあるようです。教育系の授業(K先生)でも観たという人が何人かいましたね。そしてビデオの主人公であるL君と自分は同じ歳だ、と表明した受講生も何名かいました。年年歳歳。 コ…
バリアフリーのための心理学では、これまで少数派としての「障害」のある個人と、多数派との関係の中での、抽象的概念の共有についてお話してきました。後者の間尺(ましゃく)で、前者の「能力」を計ってしまうことで、できあがってしまうバリアーを、どの…
バリフリ心の資料(その7:11BF7.PP)を、WEB-CTに挙げました。16日(金)には入る予定です。 携帯電話の最終です。 写真は、子どもの事故を防ぐための「重い着火ボタン」のライター。昨日まで、「大人の力」で着火できてたのに、本日から急に重くて両の手の…
条件性弁別訓練を用いた「味名」を表出する学習に対して以下のようなコメントをいただきました。 ●「あまい」「からい」「すっぱい」「味がない」というのを獲得しても、QOLに貢献するのかと疑問です。「うまい」「まずい」を一番に学んだ方が効率が良いと思…
まだ期末試験には、時間がちょっとありますが、お正月を挟むということもあり、バリフリ心の、現時点での例題集をWEB-CTにアップしました。この間の授業でも、一部は総括して問題形式で授業資料としてレジュメにつけていますが、それも含めてまとめてありま…
12月2日(金)のバリフリのコミュペから抜粋とコメントです。 思いのほか、「昔の」某大施設の紹介ビデオについて、「もろ手を挙げて」というわけではないにしろ、色々な側面で肯定的な意見が多いのに正直驚きました。これまでは、「見て驚いた」というコメ…
先週のバリフリ心のコミュペに、少しコメントします。 斜字の部分が、コミュペからの抜粋(必ずしも原文のままではありません)●ろう者の人やろう学校との交流があったわけでもありませんが、小学校のころ、毎年、手話の歌の練習をした。手話をたくさん知っ…
バリフリ心の資料(その6)を、WEB-CTにアップしました。 対人援助学会にて、遠方の方から、「最近、授業資料の直リンクがなくて残念です」とお言葉をいただきました。すいません。コンテンツの著作権の問題がありまして。。。って、ほんとうは、毎年同じ資…
リアル時間はだいぶ過ぎてしまいましたが、11月12日(土)に、対人援助学会(http://www.humanservices.jp/)、第三回年次大会が開かれました。 全体テーマは「当事者のための連携はできているか?」。現在、学会のホームページに全てのポスターセッションの…
本日の「バリアフリーのための心理学」では、Baerの文言を引用して、対人援助(Human Services)において「相手が望んでいると(こちらが)勝手に想定する援助をするな」といった話をしましたが、毎年の事ですが、コミュニケーションペーパーでは「そんなの無…
第3回 対人援助学会が、下記の要領で開かれます。詳細はHP「対人援助学会」で検索してください http://www.humanservices.jp/ 日程 : 2011年11月12日(土) 学会全体テーマ : 「当事者のための連携はできているか?」 会 場 : 立命館大学衣笠キャ…
前回の授業(第3回)では、自立・他立、自律・他律の組み合わせ(2×2)の問題について、電動車椅子のライディング練習を重複の障害のある生徒に行った事例をもとに、お話しました。 コミュニケーション・ペーパでは、特に指定したわけでもありませんが、ざっ…
今年も運動会のシーズン。明日は体育の日か。立命は運動なんかしてないで授業しなさいの日ですが。 本日マンションで、かつて体育祭に参加した同じフロアの人が、スポーツウェアを着て参戦の様子。わたくしが委員で参加した2008年から、もう既に3年経ってし…
バリアフリーのための心理学の資料(その2)を、WEB-CTに講義資料にアップしたので、受講生は必ずダウンロードとプリントアウトして次回の授業にのぞんでください。 WEB-CTのアドレス http://webct.ritsumei.ac.jp/webct/entryPageIns.dowebct 昨年とは微妙…
「バリフリ心」を聴講しているみなさま。第一回目のコミュニケーションペーパーを読みました。最後に少し触れた東日本大震災、というか原発事故とその後の対応について、「差別」や新たな「障害」が生まれる可能性について多くの人が、示唆的なコメントをし…
明日からバリアフリーのための心理学が始まります。 いちおうシラバスに従って進行するつもりですが、今年は、3.11の大震災と原発事故もあり、そうした事件や事故に伴って、人間自体が新たな「バリア」を作る可能性もあるということも含めて「バリアフリ…
朝がた、NHKスペシャル「脳がよみがえる」の再放送をみました(9月4日に最初の放映)。 「脳卒中・リハビリ革命」という副題のついたこの番組では、これまでリハビリをするには時間が経ってしまったような人でも、ある方法を用いれば回復の可能性があること…
「ふしぎなキリスト教」(講談社現代新書)。 人はなぜある宗教を信奉するにいたるのか。これもまた9.11にも関連して。宗教戦争的なプロファイリングが普通に、対立当事者にあっても存在しますが、そもそも、地政学的あるいはなんらかの事情でグループである…
体調絶不調の夏休みで、転地療法(福岡と河北省)に期待したものの、体力低下の定点観測として確認してしまったの感あり。ま、それはそれで今後の老人力(=援助つき「力」=「できます」)の運用に生かすしかない、と。 今夏に辛くも確認したことは、キーワ…
とっくに夏休みと言える期間は終わり、後出し絵日記のまとめ。 8月3日 望月、谷先生、中鹿先生の3人による、京都府の教員研修 8月4日 修論前期修了の口頭諮問 8月5日 筑波大学藤原先生集中講義のチャンスにポスロコッソでの会食・意見交換 8月19日…
えらく道が混むと思ったら、そうか今日が送り火本番。 陸前高田の薪も、そこに書かれたコンテンツを書き写したものが送り火となったようでよかった。人の手で書き写されたという事で、真心がさらに加わったことでしょう。書き写した人、ほんとうにご苦労様で…
今年も明日は送り火。毎年、どうもこれは京都人の先祖の送り迎えなんで部外者としてはちょっと疎外感があったんですが、今年は、陸前高田の薪を使うとか使わないとかで、ちょっと後味の悪い結果に。どこにも悪意はないのでしょうが。 当初、放射線量を調べた…
今次の震災に対する支援や研究のための特別な予算が大学でも組まれ、予想以上のプロジェクトの応募があったようです。一方、国の予算についても歳出の見直しや増税の話も進んでいます。科学研究費についても、今年はすでに採択され継続中のものであれ、70…
サルに遭遇して写真も撮ったのがうれしくて、行き先々で「サルいたよ!」と得意気に話しまくって、心理の教室会議、応用運営委員会、教授会、教職センターなどなど学内のみでなく、衣笠S内科で採血されながら看護士さんとかにも、話題提供してたんですけど、…
初日の定期試験の監督動員で、1時限目に足取りも重く(ほんと体調ワル!)、駐車場から清心門あたりを歩いていると、等持院の塀の上にサル発見。落ち着いてます。写真3枚とらせてくれました。 大クモの次はサルか。次は何が出るか?
大雨警報の下で、行動分析学特論の最終講義、みなさんご苦労さまでした。 19日に、話題提供のため用意していたPPの資料は、予定外でしたので、あらかじめ資料アップしてありませんでしたが、リクエストがありましたのでHPにアップしておきました。 なおレポ…
本日は、朝から「応用人間科学研究科」の内部入試。ホームページのリニューアルやら、秋以降の一般入試での試験システムの見直しなど、「学習者中心」という方向で、色々なカイゼンをはかっておりますが、受験生のみなさんにはその「志」は届いているかな? …
R-GIROのRAのI氏と研究打ち合わせ(と一昨日のプレゼンの愚痴)を2時間ほどした後、保健センター前に献血車が2台営業中。ふと(この忙しいのに)雨宿りと息抜きを兼ねた「利他行動」に逃避的に列に加わる。 受付で「暗唱番号」を問われるが、まったく覚え…
今週(7月8日金)の「応用行動分析」は、自己決定の続き(その7)と、期末試験の予想問題について若干の解説をします。「予想問題」は、WEB-CTにPDFでアップしてあります。 ちなみに、最終講義予定の授業レジュメ(その8)もWEB-CTとHPにアップしてあります…
電力の節約に向けて「でんき予報」とか、ネットで個別世帯の電力消費の前年比が見えるようにするとか、可視化はもう一般的になりましたね。 前にこのブログでも取り上げた、応用行動分析の受講生からのイズミヤさんのポスティング、改めて添付で写真を送って…